Part4 キャッシュフロー計算書と資金繰り表
Part3でキャッシュフロー計算書を実際に作成しましたが、ここではキャッシュフロー計算書と資金繰り表の関係を説明します。両者のフォームを記載しましたので、先ずは比較してみて下さい。
キャッシュフロー計算書の概要

資金繰り表の概要

両者を見てお分かりの通り、たとえば12月決算企業であればそのキャッシュフロー計算書と資金繰り表の1月~12月の年間累計は各項目で一致してきます。ともに現金の出入りを表すものであるためです。フリーキャッシュフローは資金繰り表の経常収支と投資収支を合計したものに一致します。
資金繰り表を自発的に作成している企業は比較的少ないように思われますが、ここでお分かりのように資金繰り表の作成はキャッシュフロー経営の第一歩です。
毎期決算後にキャッシュフローを算出してみることと、翌期の資金繰り計画表を策定することを強くお勧めします。そのことが企業防衛に繋がるからです。
「銀行出身!大坪顧問のキャッシュフロー講座」目次
はじめに
①キャッシュフローとは何か
②キャッシュフロー計算書の作成方法とキャッシュフローの種類
③キャッシュフローを計算してみましょう
④キャッシュフロー計算書と資金繰り表

通常の法律相談料は5,000円(30分)ですが、緊急性・重要性を鑑みて、企業再生・会社整理に関するご相談について初回相談料を無料(0円)とさせて頂いております。お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。